CG用語集トップ > 第3章 レンダリング

投影テクスチャマッピング

投影テクスチャマッピングは、カメラやプロジェクタから画像を投影するように、3次元形状へテクスチャを貼り付ける手法である。通常のUVによる貼り付けとは異なり、投影方向や投影中心を考えて画像を物体表面に対応させる。

テクスチャマッピングアプローチの例

通常のテクスチャマッピングでは、モデルの各点にあらかじめUV座標を与え、2次元画像のどの位置を貼るかを決める。投影テクスチャマッピングでは、画像を投影するカメラを想定し、そのカメラから見た位置関係に基づいてテクスチャ座標を求める。これにより、写真を建物の簡単な形状へ投影したり、ライトから模様を投影したような表現を作ったりできる。

写真をもとに建物や背景へテクスチャを合わせるときに使いやすい。正面から撮影した画像を単純な立体に投影すれば、細かい形状を作らなくても実写に近い見た目を得られる。

プロジェクタ風の表現、影や模様の投影、背景制作などで応用できる。ゲームエンジンでは、プロジェクション用の行列を使ってテクスチャ座標を求める処理として実装されることがある。

建物の写真を、単純な箱形のモデルへカメラ方向から投影すると、壁面や屋根に写真の情報を貼り付けられる。視点が大きく変わると破綻しやすいため、用途に応じた制限が必要である。

投影テクスチャマッピングは、画像を投影する考え方でテクスチャを対応させる手法である。通常のUV貼り付けとの違い、透視投影投影変換との関係を押さえる。

  • cg/rendering/projective_texture_mapping.txt
  • 最終更新: 4週間前
  • by 127.0.0.1