CG用語集トップ > 第2章 モデリング

ワイヤフレームモデル

ワイヤフレームモデルは、物体の形を頂点稜線で表す形状モデルである。針金で作った枠のように、輪郭や接続関係を線で表す。面や内部の情報を持たないため、軽く扱える一方で、物体の表面や中身を正確に表すには限界がある。

ワイヤフレームモデルの概念図

ワイヤフレームモデルでは、どの頂点同士が稜線でつながっているかに注目する。形状の大まかな構造を確認しやすく、データ量も少なくなりやすい。しかし、の情報を明確に持たないため、どちら側が表面なのか、どこが隠れるのか、物体同士が干渉するのかを判断しにくい。見た目としては立体に見えても、モデルとしては線の集まりであり、サーフェスモデルやソリッドモデルとは扱える情報が異なる。

CG制作では、モデリング中の形状確認や編集表示でワイヤフレーム表示が使われる。完成画像としてではなく、頂点や稜線の構造を把握するための表示として役立つ。

ゲーム開発では、デバッグ表示、当たり判定形状の確認、モデル構造の確認などでワイヤフレーム表示が使われることがある。ただし、実際の描画用モデルは面や材質を持つ別の表現で扱うことが多い。

モデルの表示モードとしてワイヤフレームが使われることは多いが、表示の見た目と形状モデルの種類は必ずしも同じではない。検定では、データとして何を持つモデルかに注目する。

ワイヤフレームモデルは線で形を表すモデルである。サーフェスモデルは面を持ち、ソリッドモデルは内部まで詰まった立体として扱う点が違う。

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