CG用語集トップ > 第1章 基礎・座標・色・ディジタル画像
ディジタルカメラモデル
概要
ディジタルカメラモデルは、実際のカメラ撮影の流れを手がかりにして、CG、画像処理、3次元復元を整理するための考え方である。被写体、カメラ、光、撮像、画像処理という流れを、コンピュータ上のモデルや手法に対応づける。この考え方では、P1〜P5の撮影過程とM1〜M5のモデルを対応させ、画像がどのように作られ、処理されるかを理解する。
詳しい説明
実際の撮影では、被写体を準備し、カメラの位置や方向を決め、光を調整し、シャッタを押して画像を記録し、必要なら画像編集を行う。この流れをP1〜P5の撮影過程として捉え、それに対応するコンピュータ上のモデルをM1〜M5として整理すると理解しやすい。M1は形状データ、M2はカメラ位置・方向・画角などの幾何学的条件、M3は光や反射に関する光学的条件、M4はディジタル画像としての記録や生成、M5は画像処理に対応する。
このモデルを使うと、CGと3次元復元の違いも整理しやすい。CGは形状、カメラ、光などの情報を与えて画像を生成する。一方、3次元復元は撮影済み画像から逆向きに形状やカメラ位置などを推定する。
CG制作との関係
CG制作では、形状を作る、カメラを決める、光を設定する、画像として出力する、出力後に補正するという流れがある。これはディジタルカメラモデルのM1〜M5に対応させて考えられる。制作工程を感覚だけでなく、何をデータとして設定しているのかで整理できる。
ゲーム開発との関係
ゲーム開発では、カメラ、ライト、モデル、描画結果、ポストエフェクトを分けて考える必要がある。ディジタルカメラモデルは、画面に表示される画像がどのデータや処理から作られているのかを整理する助けになる。表示不具合を調べるときも、形状、カメラ、光、画像処理のどこが原因かを切り分けやすい。
検定対策ポイント
ディジタルカメラモデルでは、P1〜P5とM1〜M5の対応を押さえる。M1は形状、M2はカメラや幾何、M3は光や反射、M4はディジタル画像、M5は画像処理である。CGはデータから画像へ向かう処理、3次元復元は画像からシーン情報へ戻る処理として区別する。
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