ビデオキャプチャ装置は、カメラや映像機器からの映像信号をコンピュータへ取り込み、ディジタル映像として扱うための入力装置である。ディジタルカメラやイメージスキャナが静止画や平面資料の入力と関係するのに対し、ビデオキャプチャ装置は時間的に連続する映像を取り込む点が特徴である。
ビデオキャプチャ装置は、外部の映像信号をコンピュータで処理できる形式へ変換する。取り込まれた映像は、保存、編集、合成、配信、解析などに使われる。CG分野では、実写映像を背景や素材として利用したり、映像合成やモーション解析の入力にしたりする。映像は静止画の連続であるため、解像度だけでなくフレームレート、遅延、圧縮形式、色の扱いも重要になる。
CG制作では、実写素材の取り込み、合成用映像の入力、バーチャルスタジオ、映像編集の前処理などに関係する。CGと実写を組み合わせる場合、入力映像の品質が仕上がりに影響する。
ゲーム開発では、配信用映像の取り込み、実写入力を使うゲーム、AR演出、デバッグ用録画などに関係する。リアルタイムアニメーションやインタラクティブ映像で使う場合は、入力遅延も重要になる。
実務では、HDMIなどの映像入力をPCに取り込み、ゲーム画面やカメラ映像を録画・配信・解析に使う。画質だけでなく、フレームレートと遅延を確認する必要がある。
ビデオキャプチャ装置は、動画信号をコンピュータに取り込む入力装置である。静止画を撮るディジタルカメラ、紙面を読み取るイメージスキャナとの違いを押さえる。