プログレッシブ走査は、画面を上から下へ順番にすべての走査線を表示する方式である。ノンインタレース走査とも呼ばれ、1フレームを分割せずに扱う点が特徴である。現在のPCモニタ、スマートフォン、ゲーム機の映像表示では基本的な方式である。
プログレッシブ走査では、1枚のフレームを構成する全行を一度に順番に描く。インタレース走査のように奇数行と偶数行を別々の時刻で表示しないため、動きのある映像でも縞状の乱れが起こりにくい。映像データや表示装置の仕様では、解像度やフレームレートとともに、走査方式が画質に関係する。
CG制作では、レンダリングした映像を出力するときにプログレッシブ形式で扱うことが多い。映像編集や変換では、インタレース素材をプログレッシブへ変換する処理が必要になることもある。
ゲーム開発では、リアルタイムに描画したフレームをそのまま表示するため、プログレッシブ走査の考え方が基本になる。フレームバッファの内容を1フレーム単位で更新する処理とも関係する。
動画素材をゲームで再生する場合、インタレース素材をそのまま使うと画面に乱れが出ることがある。実装前に素材の走査方式を確認する。
プログレッシブ走査は、1フレームの全走査線を順に表示する方式である。インタレース走査との違いは、画面を分割して交互に表示するかどうかで覚える。