CG用語集トップ > 第3章 レンダリング

パノラマ画像

概要

パノラマ画像は、広い視野範囲を1枚または一連の画像として表した画像である。通常のカメラ画像よりも広い方向を含み、そこから一部を切り出して表示することで、視線方向を変えたような見え方を作ることができる。

パノラマ画像から切り出した表示例

詳しい説明

パノラマ画像では、周囲の風景を横長の画像や球面・円筒面に対応する画像として保存する。表示時には、その中から現在の視線方向に対応する部分を切り出し、歪みを補正して画面に表示する。カメラ位置を大きく動かすのではなく、同じ位置から周囲を見回す表現に向いている。複数の画像をつなぐイメージモザイキングとも関係する。

CG制作との関係

背景素材、環境画像、全天球画像などとして利用される。周囲の空間を包み込むように表示すれば、少ない形状でも広い場所にいるような印象を作ることができる。

ゲーム開発との関係

VR風の背景、スカイボックス、360度ビュー、探索画面などで使われる。リアルタイムに複雑な3D背景を描く代わりに、パノラマ画像を使って環境を表現することがある。

制作・実装での例

室内を360度撮影した画像から、プレイヤーの視線方向に合わせて一部を切り出して表示する。カメラの向きを変えるだけで周囲を見回せるが、位置移動には向かない点に注意する。

検定対策ポイント

パノラマ画像は、広い視野を含む画像であり、切り出しと補正によって視線方向の変化を表現する。QuickTime VRとの関係も押さえる。

関連用語

タグ

—- ← 第3章 レンダリング の目次に戻る ← CG用語集トップに戻る