CSG表現では、複雑な立体を最初から細かい頂点や面で定義するのではなく、単純な基本立体を出発点にする。基本立体は形状が単純で、位置、大きさ、向きなどのパラメータで扱いやすい。これらを和集合で合体させたり、差集合で削ったり、積集合で共通部分を取り出したりして形を作る。基本立体はCSG表現の部品であり、集合演算とセットで理解する。
CG制作では、建物、小物、機械部品などを大まかに作るときに、基本立体を組み合わせる考え方が役立つ。最初に単純な形で構成を作り、必要に応じて細部を追加する制作手順にもつながる。
ゲーム開発では、ステージのブロックアウトや当たり判定形状の作成で、直方体や球などの基本立体がよく使われる。複雑な見た目とは別に、処理しやすい単純形状を使うことがある。