CG用語集トップ > 第10章 知的財産権・法律

無方式主義

概要

無方式主義は、著作権が登録や届出、©表示などの手続きをしなくても、著作物を創作した時点で発生するという考え方である。CGやゲーム制作では、インターネット上の画像や音楽に©表示がない場合でも、自由に使えるとは限らない点が重要である。

詳しい説明

著作権は、作品が創作された時点で原則として発生する。これを無方式主義という。特許や商標のように登録を通じて権利を得る制度とは異なる。したがって、画像に©表示がない、ファイルに作者名がない、古い素材である、といった理由だけで自由利用できるとは判断できない。利用する場合は、権利者、利用規約、許諾の有無を確認する必要がある。

CG制作との関係

参考画像、写真、3Dモデル、テクスチャ、音楽などは、表示がなくても著作物である可能性がある。素材集やWeb上の素材を使うときは、権利表示の有無だけで判断しない。

ゲーム開発との関係

ゲームに外部素材を組み込む場合、©表示がない素材でも権利確認が必要である。公開後に問題になると、配布停止や差し替えが必要になることがある。

制作・実装での例

素材管理表に、入手元URL、作者、利用規約、許諾条件、取得日を記録する。©表示がない素材は、自由利用ではなく、権利情報が不明な素材として扱う。

検定対策ポイント

無方式主義は、手続きなしで著作権が発生する考え方である。©表示がないことと、著作権がないことを混同しない。

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