寒色は、青や青緑のように冷たさや静けさを感じさせやすい色の系統である。色そのものに温度があるわけではなく、人間が色から受ける心理的な印象として扱う。暖色と対比して覚えると理解しやすい。
寒色は、視覚心理やデザインでよく使われる分類である。青、青紫、青緑などは、涼しさ、遠さ、落ち着き、静けさを感じさせることが多い。ただし、印象は周囲の色、明度、彩度、文化的背景によって変わる。CGでは色を単なる数値として扱うだけでなく、見る人に与える印象も考える必要がある。
CG制作では、夜、氷、水、影、遠景、静かな場面などに寒色が使われることが多い。暖色との対比によって、画面の印象や奥行き感を作ることもできる。
ゲーム開発では、寒色を安全、魔法、水属性、冷気、遠景などの表現に使うことがある。UIでは落ち着いた印象を与える一方、重要な警告には目立ちにくい場合もある。
色設計では、寒色と暖色を役割ごとに使い分ける。背景に寒色、注目対象に暖色を置くと、画面内の視線誘導を作りやすい。
寒色は、冷たさや静けさを感じさせやすい色である。暖色、進出色、後退色と関連づけて、色が心理や空間感に与える影響として理解する。