エッジは、画像中で明るさや色が急に変化する境界部分である。物体の輪郭、模様の境目、影の境界などがエッジとして現れる。画像処理では、画素値の変化が大きい場所を調べることでエッジを検出し、形状の手がかりや領域分割の材料にする。
画像は画素値の集まりであり、隣り合う画素の値がゆるやかに変化する部分もあれば、急に変わる部分もある。この急な変化がエッジである。エッジは物体の輪郭を表すとは限らず、照明の変化、影、テクスチャ模様でも発生する。エッジを調べるには、周辺画素との差や変化の方向を利用する。微分フィルタやソーベルフィルタは、エッジを見つけるための代表的な処理である。
CG制作では、画像の輪郭強調、線画風表現、素材画像の解析などでエッジの考え方が関係する。レンダリング画像を加工して輪郭線を付ける場合にも、どこがエッジとして扱われるかが見た目に大きく影響する。
ゲーム開発では、アウトライン表現、画像認識、当たり判定用マスクの作成、ポストエフェクトなどでエッジが利用される。ノンフォトリアリスティックレンダリングでは、エッジ抽出をもとに線を描くことがある。
隣り合う画素値の差を調べ、差が大きい部分をエッジ候補として扱う。実際にはノイズでも値が急変するため、平滑化と組み合わせて使うことがある。
エッジは、画素値が急に変わる境界である。物体の輪郭だけでなく、影や模様でも発生する点に注意する。エッジ抽出フィルタは、そのエッジを取り出すための処理である。