CG用語集トップ > 第5章 画像処理

画像間演算

概要

画像間演算は、複数の画像の対応する画素同士を計算して、新しい画像を作る処理である。加算、減算、乗算、論理演算などを用いて、合成、差分検出、マスク処理、効果の付加を行う。1枚の画像だけを変換する処理と異なり、複数画像の画素値の関係を使う点が特徴である。

詳しい説明

画像間演算では、同じ位置にある画素を取り出し、それらの値に対して計算を行う。たとえば2枚の画像を加算すると明るく合成でき、差分を取ると変化した部分を見つけやすくなる。論理積や論理和は、2値画像やマスク画像を扱う場合に使われる。アルファブレンディングディゾルブのような合成処理も、画像間の画素値を組み合わせる考え方に基づいている。

CG制作との関係

CG制作では、複数のレンダリング結果や素材画像を合成する場面で画像間演算が使われる。影、ハイライト、マスク、エフェクト素材を別々に作り、後から合成するワークフローと関係が深い。

ゲーム開発との関係

ゲームでは、スプライト合成、半透明描画、画面エフェクト、マスク処理などで画像間演算が使われる。フレームバッファ上の色と描画する色をどう組み合わせるかは、リアルタイム描画の基本である。

制作・実装での例

実装では、画像Aと画像Bの同じ座標の画素を読み、指定した演算で出力画素を決める。値が範囲を超えた場合は、0〜255などの範囲に収める処理も必要になる。

検定対策ポイント

画像間演算は、複数画像の対応画素を計算して結果を得る処理である。1枚の画像に対する階調変換や空間フィルタリングとの違いを意識する。

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