CG用語集トップ > 第1章 基礎・座標・色・ディジタル画像
階調は、画像の明るさや色の変化を何段階で表せるかを示す概念である。階調が多いほど、濃淡の変化をなめらかに表現しやすい。階調は量子化の段階数やビット数と関係し、画像の見た目の滑らかさに影響する。
ディジタル画像では、明るさや色を連続的な値ではなく、決められた段階の数値で表す。この段階の表現が階調である。たとえば8ビットの濃淡値なら256段階の明るさを表せる。階調が少ないと、なめらかなはずの明暗変化が段差のように見えることがある。階調は画素数や解像度とは異なり、1つの画素がどれだけ細かく値を表せるかに関係する。
CG制作では、グラデーション、陰影、空の色変化、肌や金属の質感などで階調が重要になる。階調が不足すると、色や明るさの変化が不自然に見えることがある。
ゲーム開発では、ライティング、ポストエフェクト、HDRレンダリング、テクスチャの圧縮などで階調が関係する。画質とデータ量のバランスを考えるときに重要な考え方である。
階調は、明暗や色を何段階で表すかである。解像度は画像の細かさ、階調は値の細かさと整理すると区別しやすい。