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平行投影

概要

平行投影は、3次元空間の点から投影面へ向かう投射線をすべて平行にして写す投影方法である。遠いものも近いものも同じ大きさで描かれるため、自然な遠近感は出にくいが、物体の形や平行関係を把握しやすい。透視投影とは、投射線の扱いと見え方が大きく異なる。

平行投影の原理

詳しい説明

平行投影では、すべての投射線を同じ向きにそろえて投影面へ写す。視点に向かって線を集める透視投影とは違い、奥にある物体も手前にある物体も、同じ大きさのものなら同じ大きさで表示される。そのため、写真のような自然な見え方にはなりにくいが、形状や寸法の比較には向いている。

この性質から、平行投影は設計図、製図、形状確認用の表示などでよく使われる。平行な線が投影図上でも平行なまま保たれるため、物体の構造を読み取りやすい。平行投影には、投射線が投影面に垂直な直投影や、斜め方向から投影する斜投影が含まれる。

透視投影と平行投影の比較

CG制作との関係

CG制作では、物体の形を正確に確認したいときに平行投影が役立つ。遠近による大きさの変化がないため、モデリング中の形状確認、正面図・側面図・上面図の確認、部品の配置確認などに向いている。見た目の自然さよりも、形の把握を優先する場合に使いやすい。

ゲーム開発との関係

ゲーム開発では、見下ろし型ゲーム、2D風の3D表現、マップ表示、エディタ上の確認ビューなどで平行投影が使われることがある。遠くの地面や建物が小さくならないため、画面内の形や位置関係を読み取りやすい。自然な奥行き表現が必要な場面では透視投影が選ばれやすい。

制作・実装での例

設計図のように寸法や形を確認したい画面では、平行投影の方が透視投影より扱いやすい。見下ろし型のゲームで、遠くの床や建物が小さくならないように表示したい場合にも利用できる。プレイヤーに正確な位置関係を見せたいときに有効である。

検定対策ポイント

平行投影は、投射線を平行にして3Dを2Dへ写す投影方法である。遠近感は基本的に出ず、同じ大きさの物体は距離に関係なく同じ大きさで描かれる。透視投影との違いは、投射線が視点へ集まるか、平行のままかで判断する。直投影と斜投影は平行投影の一種として整理する。

関連用語

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