クロスアニメーションは、布や衣服のような柔らかい物体の動きを表現するアニメーションである。硬い物体の位置や回転だけでなく、曲がる、たわむ、揺れる、しわができるといった変形を扱う。バネ-質点系モデルや衝突判定と関連が深い。
布は多数の点や面がつながったものとして扱うことができる。各点に重力や引っ張りの力を与え、周囲の点との関係を保ちながら変形させると、布らしい揺れやたわみを表現できる。キャラクターの体と布がめり込まないようにするには、衝突判定も必要になる。
CG制作では、服、旗、カーテン、マント、布状の小物などの表現に使われる。布の材質によって、重さ、硬さ、揺れ方が変わるため、物理的な動きと見た目の調整を両方考える必要がある。
ゲームではリアルタイムアニメーションとして処理されることもある。リアルタイムで布を細かく計算すると負荷が高くなるため、簡略化したシミュレーションや事前計算した動きを使う場合もある。
マントやスカートの揺れは、ボーンによる簡易制御、物理シミュレーション、またはその組み合わせで作られる。見た目と処理負荷のバランスが重要である。
クロスアニメーションは、布状物体の変形を扱う用語である。単なる位置移動ではなく、柔らかい面が連続的に変形する点を押さえる。