[[cg:start|CG用語集トップ]] > [[cg:systems:start|第9章 システム・応用]] ====== ラスタ表現 ====== ===== 概要 ===== ラスタ表現は、画像を小さな点の集まりとして表す方法である。写真やペイント系画像では、画面を格子状に分け、それぞれの画素に色や明るさの値を持たせる。線や図形を数式で持つベクタ表現とは異なり、拡大すると画素の粗さが見えやすい。 ===== 詳しい説明 ===== ラスタ表現では、画像の大きさは画素数で決まる。各画素は色を持ち、画像全体は画素値の表として扱われる。写真のように複雑な濃淡や色の変化を扱いやすい一方で、解像度以上に拡大するとジャギーやぼけが目立つ。ラスタ化処理も、図形や3Dモデルを最終的に画素の集まりへ変換する処理として関係する。 ===== CG制作との関係 ===== CG制作では、レンダリング結果、テクスチャ、合成素材、ペイント画像などがラスタ表現で扱われる。細かい質感や写真素材を扱うときに向いているが、出力サイズに合わせた解像度管理が必要である。 ===== ゲーム開発との関係 ===== ゲーム開発では、テクスチャ、スプライト、UI画像、フレームバッファの内容がラスタ表現として扱われる。画像サイズが大きいほど品質は上がるが、メモリ使用量や読み込み時間も増える。 ===== 制作・実装での例 ===== ラスタ画像を扱うときは、画像サイズ、圧縮方式、アルファチャンネル、拡大縮小時の補間に注意する。ピクセルアートのように画素の見え方を利用する表現もある。 ===== 検定対策ポイント ===== ラスタ表現は画素の集まりで画像を表す方法である。ベクタ表現は形を数式や線分情報で表すため、拡大縮小時の性質が異なる。 ===== 関連用語 ===== * [[cg:systems:vector_representation|ベクタ表現]] * [[cg:fundamentals:pixel|画素]] * [[cg:fundamentals:resolution|解像度]] * [[cg:systems:paint_software|ペイント系ソフトウェア]] * [[cg:systems:rasterization_processing|ラスタ化処理]] ===== タグ ===== * CGエンジニア検定 * 第9章 * システム ---- [[cg:systems:start|← 第9章 システム・応用 の目次に戻る]] [[cg:start|← CG用語集トップに戻る]]