[[cg:start|CG用語集トップ]] > [[cg:image_processing:start|第5章 画像処理]] ====== マスク処理 ====== ===== 概要 ===== マスク処理は、画像のどの部分を処理するか、またはどの部分を合成に使うかを、別の画像や値によって制御する処理である。マスクは「処理する領域」と「処理しない領域」を分けるための情報で、[[cg:fundamentals:binary_image|2値画像]]や濃淡画像として表される。画像合成や切り抜き処理を理解するうえで重要な概念である。 ===== 詳しい説明 ===== マスク処理では、元画像とは別にマスク画像を用意し、マスクの値に応じて画素を残す、消す、半透明にするなどの操作を行う。白い部分を有効、黒い部分を無効とする考え方が基本で、灰色を使えば中間的な強さも表現できる。マスクは直接色を変えるための画像ではなく、処理範囲を指定するための制御情報である。[[cg:image_processing:alpha_blending|アルファブレンディング]]や[[cg:image_processing:chroma_key|クロマキー]]とも関係するが、マスク処理そのものはより一般的な領域指定の考え方である。 ===== CG制作との関係 ===== CG制作では、キャラクターだけを背景から切り抜く、特定部分だけ色を変える、合成時に透明部分を指定するなどの作業に使われる。マスクを使うと、画像全体を破壊的に編集せず、必要な領域だけを調整できる。 ===== ゲーム開発との関係 ===== ゲーム開発では、UI画像の透明部分、エフェクトの抜き、ダメージ表現の範囲指定などにマスクの考え方が使われる。シェーダやテクスチャのアルファ値も、どこを表示するかを決めるマスクとして扱える。 ===== 制作・実装での例 ===== 実装では、マスク値が0なら元画像を使わず、1なら使う、0.5なら半分だけ混ぜる、というように計算する。画像Aと画像Bを切り替えたり混ぜたりする条件として使える。 ===== 検定対策ポイント ===== マスク処理は、画像の処理範囲や合成範囲を制御する技術である。色を変える処理そのものではなく、どの画素を対象にするかを決める仕組みとして押さえる。 ===== 関連用語 ===== * [[cg:fundamentals:binary_image|2値画像]] * [[cg:image_processing:alpha_blending|アルファブレンディング]] * [[cg:image_processing:chroma_key|クロマキー]] * [[cg:image_processing:arithmetic_logic_operation|画像間演算]] * [[cg:image_processing:overlap|オーバーラップ]] * [[cg:image_processing:pixel_value_no282|画素値]] ===== タグ ===== * CGエンジニア検定 * 第5章 * 画像処理 ---- [[cg:image_processing:start|← 第5章 画像処理 の目次に戻る]] [[cg:start|← CG用語集トップに戻る]]